自律型データベース
自律型データベース
オラクルの自律型データベースはチューニング、セキュリティ、バックアップ、アップデートを自動で実行します。
重要な管理プロセスを自動化することで、手動によるデータベース管理が不要となり、これまでに費やされていたメンテナンスやチューニングの時間およびコストの削減が可能になります。人手を介さないことで人的ミスの防止にもなります。
さらに機械学習を活用し、優れた可用性や高パフォーマンス、セキュリティ強化を従来よりも低コストで実現できます。
自律型データベースの機能
自律型データベースは、手動のデータベース管理をなくす「自己稼働」、自動的かつ徹底的にデータを保護する「自己保護」、すべてのダウンタイムから保護する「自己修復」の機能をもっています。
自己稼働
パッチ適用、アップグレードおよびチューニングを自動化
データベースのプロビジョニング、保護、モニタリング、バックアップ、復旧、トラブルシューティング、チューニングに人手を介さず、人的エラーを解消します。ダウンタイムなしで自動的にアップグレードやパッチを適用します。
自己保護
外部からの攻撃と内部からの不正アクセスからデータを保護
アクセスを監視し、外部からの攻撃や、内部からの不正アクセスからデータを保護します。自動パッチ適用と自動更新によりダウンタイムなしでセキュリティを管理します。
自己修復
データへのノンストップ・アクセスを実現
計画的および非計画的なダウンタイムからデータを保護します。最大99.995%の可用性を実現。計画メンテナンスを含む1ヶ月あたりのダウンタイムは2.5分以内です。
2つのサービス
自律型データベースは、Autonomous Data Warehouse(ADW)とAutonomous Transaction Processing(ATP)の2つのタイプが選択できます。
種類 | Autonomous Transaction Processing(ATP) | Autonomous Data Warehouse(ADW) |
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特長 | ・トランザクション処理と混合ワークロードに最適化 ・新規のデータベース構築および既存データベースからの移行が容易 ・高性能で信頼性がありセキュアなExadataが基盤 |
・データ分析のワークロードに最適化 ・プロビジョニング、データロード、クエリ実行までが簡単 |
データ保存形式 | 行形式 | 列形式 |
ユースケース | ・部門向けまたはミッションクリティカルアプリケーション ・混合ワークロード ・アプリケーション開発 |
・データマート/データウエアハウス ・データサイエンティスト向けサンドボックス ・データレイク |
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